キャデラックエスカレードの電源強化の為のバッテリーターミナル交換について紹介します。
① 純正のノーマルターミナルの取り外し
ラチェットなどを使って取り外します。
左がノーマルで右が新たに購入した物です。
これです。
バッテリーに接続するネジと別にもう一つボルトが上に付いているのでここに増設する端子を接続できます。
② 取り付け
元からある車両側の配線は元の位置に取り付け、
増設した電源線やアースは上側のボルトのところに取り付けます。
簡単でコストパフォーマンスも高いのでお勧めです!
キャデラックエスカレードのオーディオに関する記事の一覧ページです。
ナビの取り付けなども自分で出来るように細かく取り付け方法などを説明しています。

キャデラックエスカレードにナビやオーディオを取り付ける方法を紹介します。
まずはオーディオパネルを取り外します。
取り外し方法はこちらのページでご確認ください。
続いてPACのオーディオ変換インターフェイスを取り付けます。
取り付け方法はこちらのページでご確認ください。
キャデラックエスカレードの純正ナビの裏側からスピードセンサーの配線を分岐してナビに接続します。
スピードセンサーの配線は、つながなくてもGPSで位置を拾ってくれるのでそれなりの精度でナビは作動してくれます。
が、トンネルの中や位置がずれた時の補正などを考えるとスピードセンサーも繋がっていた方がやはり便利です。
写真の緑/白の配線で、エスカレード純正のナビの裏の小さいほうのカプラーにあります。
電源線などと違い流れる電流の量は大したことないので分岐して使います。
手前の紫の線がデッキにつなぐ車速信号線です。
フロントガラスの手前のエアコンの吹き出し口からダッシュボードの上に配線を通しました。
ここから配線を送りながらキャデラックエスカレードの純正ナビを外した場所からも手を突っ込み、配線をそこまで引っ張り込みます。
新たに設置するナビと車両側の配線を接続します。
オーディオ変換インターフェイス/GPSセンサー/車速信号線を接続します。
それぞれギボシ端子とGPSセンサーはカプラーONでナビに繋がります。
アクセサリー電源を増設する時に、一緒に電装品用のアーシングターミナルも室内に作ってあるのでアースはそこに落とします。
アクセサリー電源増設のページはこちらからご確認ください。
車体にアースを接続しても良いのですが、こちらの方が効率が良いと信じてプチアーシングです。
効果は謎ですが。
ナビの本体を元通りにネジで固定したら作業は終了です。
バックの信号線は面倒くさくて繋がなかったのですが、5年間使っていますが特に機能に問題はありませんが、やはり付けるには越したことないかと思います。

キャデラックエスカレードのオーディオを強化するためにアクセサリー電源を増設する方法を紹介します。
まずは完成した時の配線図を紹介します。
プラス側
・バッテリーからリレーに常時電源の配線(黄色)を引きます。
・キーシリンダーからACCの配線(赤色)をリレーに引き込みます。
(これでキーをONにした時にリレーから出ている赤色の配線もACC電源となります。)
・リレーから6連ヒューズボックスにACC(赤色)を引き込みます。
・ヒューズボックスから出ているACC(赤色)を各電装品につなぎます。
マイナス側
・各電装品から出ているアース線(青色)を増設したアーシングターミナルにつなぎます。
・アーシングターミナルをバッテリーのマイナス端子につなぎます。
まずはバッテリーの端子に室内に引き込む電源線とアーシング線を繋ぎます。
純正の端子だとネジの長さに全く余裕が無いので取り付けはかなり厳しいと思います。
バッテリーターミナル(端子)の交換をお勧めします!
邪魔にならないところに配線を這わせていきます。
エンジンルーム内のファイアーウォールのこの位置から室内に引き込むことにします。
ドライバーをゴムの部分にブスリ。
ゴムのところに穴をあけます。
迷いません。
これで室内に引き込めました。
運転席の足元に繋がります。
・青○ 6連ヒューズボックス
・緑○ リレー
・赤○ 電源分岐ターミナル
バッテリーから室内に引き込んだ電源線とリレーを繋ぎます。
車両のACC配線とリレーも接続します。
この際の車両側のACC線はスイッチの役割ですので微弱な電流で良いのでどこからとっても大丈夫です。
私の場合はハンドルの下を覗くと「ACC」というフダがついた赤い配線があったのでそれを分岐させました。
リレーから出力される配線(=ACC)を6連ヒューズボックスの入力ラインにつなぎます。
これで6連ヒューズボックスから出力されている配線6本は全てACC電源線となりました。
上記の写真に写っている白い箱と金属の棒がをアーシングボックスに使います。
白い箱は家庭用のスイッチボックスを流用です。
金属の棒は電流を流す素材ならなんでも大丈夫ですが、一応アーシング用という物を用意しました。
各電装品から出るアース線をいったんここにまとめて、太い配線で一気にバッテリーに戻します。
以上で作業は終了です。
この作業は必ず必要というわけではありませんが、オーデイォカスタムや電装品の増設の際はかなり便利で安心です。
手間はかかりますが、費用はほとんどかからないので安心なキャデラックエスカレードライフのためにぜひお勧めです。

キャデラックエスカレード用のPACオーディオ変換アダプターを紹介します。
キャデラックエスカレードは純正でBOSE社製のアンプやスピーカーが入っているために、そのまま日本製のオーディオやナビを付けても音が出ません。
そこで必要となってくるのがPAC社から出ているオーディオ変換アダプターです。
オーディオ変換インターフェイスの本体です。
PAC社のキャデラックエスカレード用を使用しました。
① オーディオ周辺のパネルを取り外し
パネルの取り外しの説明はこちらのページでご確認ください。
② 純正のナビを取り外す
写真が暗いですが、パネルを取り外して純正のナビがむき出しになっている状態です。
ナビ自体は見えているネジで止まっているだけなので簡単に外せます。
裏側にカプラーが二つあり、車両側と接続されているのでこれも取り外します。
③ オーディオ変換インターフェイスの取り付け(車両側)
純正ですと、
・ナビ→車両側のカプラー
と直接接続されています。
このナビと車両側のカプラーの間にインターフェイスを入れて、
・ナビ→オーディオ変換インターフェイス→車両側のカプラー
という順番にします。
車両側はカプラーONですのでカプラー2個にそれぞれ接続するだけで終わります。
こちらも写真が暗くて見にくくて申し訳ないのですが、カプラーをつなぐだけなので本当に簡単です。
③ オーディオ変換インターフェイスの取り付け(ナビ側)
車両側が終ったので続いてナビ側の配線を取り付けします。
こちらはさすがにカプラーONとはいきませんが、同じ色の配線同士を繋げるだけですので簡単です。
ギボシ端子を電工用の圧着ペンチを使って配線に取り付けし、デッキと接続します。
接続完了です。

オーディオパネルの外し方を紹介します。
オーディオの取り付けや電源増設などをする際にもパネルを取り外す必要があります。
① メーター回りのパネルを取り外します。
ネジなどは無いので引っ張って外すだけなのですが、コラムシフトが当たるので多少のコツがあります。
1、KEYをONの位置まで回す。(エンジンをかける必要はありません。)
2、シフトレバーを動かしてギアを一番下の1速にする
3、ステアリングのポジションを一番下まで下げる
これだけでメーター回りのパネルを引っ張れば取れます。
② 時計周りのパネルを外す
こちらのパネルも隠しネジなどは無く、上下にそれぞれ2個ずつ爪があるので少しずつ力を加えて外していきます。
時計も一緒に外れるのですが、配線がありもちろん繋がっているのでそれを切らないように気を付けてください。
簡単に外せます。
③ ドリンクホルダー回りのパネルを外す
この部分です。
この部分もネジなど無いので引っ張るのみです。
ここはシガーソケットがあるので、引っ張った時にこの配線を切らないように気を付けてください。
ちょっと硬いかもしれませんが、こちらもあっさりと外れると思います。
画像を見るとなんだか汚いのでついでに掃除なんかもしちゃいましょう!
④ センターコンソールを外す
ここはネジを取り外す必要がありますが、面倒な隠しネジはありません。
まず最初に蓋が邪魔なので外してしまいましょう。
蓋と箱部分が繋がっている黒い金具が何本かのネジで止まっているだけなので外すと簡単に外れます。
上の写真はコンソールの中の中敷きや小物入れをどけた写真です。
この状態にするとネジがすべて見えるのでネジを外していきます。
これで全て外れた状態です。
通常オーディオのインストールだけだとここまでバラす必要は無いですが、アクセサリー電源を増設したりモニターを増設して配線を通したりする時は外す必要があります。
また、ドリンクホルダー部分の下に、邪魔な配線や色々な物を隠す事が出来るのでお勧めです。
最後に今回ばらしたパネル達です。