カテゴリー: エスカレードのメンテナンス

キャデラックエスカレードのメンテナンス情報についてのページです。
作業方法の他に必要なメンテナンス用品や工具なども紹介しています。
自分で整備すると工賃分が浮いてその分で他のメンテナンスが出来ますし、
何より自分でまめにメンテナンスすることで他の不具合を発見できたり、
愛車の状態を把握するためにもとても良いと思います。
まずはオイル交換などからチャレンジしてみませんか!?

  • プラグとプラグコードの交換方法

    プラグとプラグコードの交換方法

    プラグとプラグコードの交換方法を紹介します。

     

    プラグはあまり劣化や交換時期を気にしたりしないパーツかも知れません。

    ですがプラグも消耗品には違いないので気になったときに交換してしまいましょう!

     

    ①交換パーツ

    plug

    plug2

    MSDグニッションのプラグコードです。

     

    plug4

    赤色がエンジンルームにやった感を出してくれるはずです。

     

    plug5

    ステッカーもおまけで付いてました。

    何か小物をステッカーチューンしようと思います。

     

    plug3

    そしてNGKのイリジウムプラグです。

    エンジンはV8ですので8本必要です。

     

    ②カバー類の取り外し

    続いてプラグやプラグコードを交換するの邪魔まなカバーを外していきます。

    ボンネットを開けるとエンジン全体を覆ってるカバーがあるのでまずはそれを外します。

     

    plug6

    続いて写真赤丸のカバーを外します。

    これは偶然にもエアサスの取り付け作業中でインナーフェンダーが外れていたのでタイヤハウス側から撮影した写真です。

    plug7

    上から見るとこの部分です。

     

    plug8

    plug9

    取り外し完了です。

    写真ではエアサスの作業のためにインナーフェンダーも外していますがここまで外す必要はありません。

    しかしここまでくればもう楽勝です。

     

    ③プラグとプラグコードの交換

    肝心な部分の写真を撮り忘れて無いのですが・・・

    プラグコードは簡単に抜けます。

    そしてプラグはプラグレンチを使って外します。

    取り付けは逆の順序です。

    plug10

    奥にかすかに見えている赤いプラグコードがやった感を演出してくれます。

     

     

    プラグとプラグコードを変えてみると何だか少し吹け上がりが良くなったような気がします。

    あくまで気がする程度です。

    言われなければ分からないかも??

    しかし良いんです。

    車の調子はこういった細かいメンテナンスの積み重ねで保たれてると思います。

    気になったらぜひやってみてください。

     

  • バッテリー交換

    バッテリー交換

    エスカレードに適合するバッテリーは、

    ・78-6MF

    ・78-7MF

    です。

    【78】はバッテリーのサイズ

    【7】はバッテリーの容量

    【MF】はメンテナンスフリー

    という意味です。

    せっかく交換するなら容量が大きい方にsたかったので78-7MFにしました。

    このバッテリーはサバーバンやタホ、ハマーH2など他のGM製のSUVにも使われてます。

     

     

    ①電圧をチェックする

    私の場合、以前にオルタネーターを交換しているにもかかわらず、

    エスカレード電圧計がフラフラとしていたのでバッテリーが弱ってるのではないかと疑いました。

    battery9

    写真の右上のメーターがエスカレードの電圧計です。

    で見るとちょうど良い辺りを指しているのですが実際はフラフラとしてます。

    電圧計の故障も考えられるので車屋さんで電圧を測ってみます。

     

    battery11

    正常な値は14Vを少し超えたくらいだと思うのでちょっと電圧が低めです。

     

    battery12

    ちなみにこの電圧計、裏を見るとアメリカのバッテリーの規格が日本だと何になるのかまで書いてある優れものでした。

    中古で購入した車両にもともとついていたバッテリーなのでいつ交換されたものかも分からないので迷わず交換です。

     

     

    ②バッテリーの端子を外す

    まずはバッテリーの端子を外します。

    先にマイナスの端子を外してからプラスを外します。

     

     

    ③古いバッテリー取り外す

    続いてバッテリー本体を外します。

    battery1

    まずはバッテリーの上にはしっている斜めの棒を外します。

    見えているボルトを2個外すだけなので簡単です。

     

    battery2

    続いてバッテリーの下の方にあるバッテリーを抑えている金具のボルトを外します。

    battery7

    外したバッテリーの方が見やすいので撮ってみました。

     

    ④新しいバッテリーの取り付け

    battery5

    バッテリーの取り付けは取り外しの逆の手順で行ってください。

    battery6

    battery8

    取り付け終了です。

     

  • ATF(オートマオイル)交換 メンテナンス

    ATF(オートマオイル)交換 メンテナンス

    オートマオイルの交換方法を紹介します。

     

    指定のATFの規格

    キャエラックエスカレードには

    ・~2005年 DERONⅢ

    ・2006年~ DEXRONⅥ

    が指定されています。

    DERONⅢはDERONⅥと互換性があるので2005年以前のモデルにDEXRONⅥを入れても問題はありません。

    2005年と2006年でATに仕様の変更は無いので2006年式もDEXRONⅢで問題無さそうですが、

    自分の愛車にはビビッてDERONⅥを入れてます。

    ちなみにDEXRONⅥの方が倍くらい高いですが、

    それだけ性能が良いのだろう!!

    と信じています・・・。

     

    必要なATFの量

    ATFの量自体は5Lほどしか入っていないのですが、

    全量交換するためには20L必要になります。

    専用のチェンジャーを使って少しずつ交換するのですが、

    その際に洗浄などもするので内容量よりも多く必要になります。

    atf

    20Lのペール缶で購入するのがお得です。

     

     

    オートマオイルの交換

    atfchanger

    実際の交換は写真のATFチェンジャーを使います。

    気温や湿度に関係なく、質量で重さを量る優秀な商品ですが個人で所有する値段ではありません。(40万円以上)

     

    atfchanger2

    このようにチェンジャーにペール缶をセットします。

     

    atfchanger3

    エンジンルーム側はこんな感じでチェンジャーと接続されます。

     

    atfchanger4

    稼働中のチェンジャーです。

    ウィーーーンと頑張ってくれてます。

     

    以上で終了です。

    ATFの交換後はあきらかに変速時のショックが少なくなり大満足です!

     

  • エンジンオイル&フィルター交換

    エンジンオイル&フィルター交換

    メンテナンスの基本とも言えるエンジンオイルとオイルフィルターの交換方法の紹介です。

    エスカレードに限らずアメ車のメンテナンス参考にしていただけると思います。

     

    GM指定のオイル粘度とオイルフィルターの品番

    エスカレードのエンジンオイルの指定の粘度はSAE 5W-30です。

    必要量は6L程度。

    オイルフィルターはACデルコ品番PF46です。

     

    オイル交換に必要な工具

    ・ラチェット(ドレンプラグを抜くため)

    ・フィルターレンチ(オイルフィルターの取り外し)

    ・ジョウゴ(オイルを入れるときにあれば便利)

    ・キッチンペーパー(こぼれたオイルなどを拭く)

    ・パーツクリーナー(ドレンプラグの周りのオイル汚れを綺麗にするときなどに)

     

    古いオイルを抜く

    oilkoukan1

    まずは古いオイルを抜きます。

    運転席の下側の辺りに潜り込むと写真のようなドレンプラグとオイルフィルターが見えるので、

    ラチェットなどを使ってまずはドレンプラグを外します。

    緩めていくと徐々にオイルが垂れてくるのでこぼさないようにオイルを受けます。

    オイルを抜く前に少しエンジンを掛けてオイルを温めると抜きやすくなりますよ!

     

    オイルフィルターを外す

    ドレンプラグからオイルが抜けきったら今度はオイルフィルターを外します。

    oilkoukan2

    写真のようなフィルターレンチが便利です。

    フィルターレンチをかぽっとオイルフィルターにかぶせてラチェットを取り付けたらあとは簡単に回ります。

    超力持ちなら素手でも外せます。

     

    新しいオイルフィルターの取り付け

    今度は外したときとは逆にオイルフィルターを取り付けます。

    取り付けるときにオイルフィルターの縁に新しいオイルを少し塗って、

    手で締め付けます。

     

    ドレンプラグの取り付け

    ドレンプラグと周辺をパーツクリーナーとキッチンペーパーなどで綺麗にして、

    外した時の逆の手順で取り付けます。

    出来ればこのときにドレンプラグとパッキンも新品に交換してしまいましょう。

    また長期間オイル交換をしてなくてパッキンが固着してるような時は要交換になるので、

    なるべくパッキンも最初に用意しておくと良いですね!

     

    エンジンオイルを注入する

    ボンネットを開けると赤丸の位置にキャップがあります。

    oilcapbasyo

     

    キャップを外してオイルを注入します。

    oilkoukan3

     

    ペール缶から直接入れるのはもちろん無理ですからジョウゴなどを使います。

    zyougo

    じょうごにも大量に入れると、

    エンジンに入れる時にこぼれてしまうので2L位ずつ入れましょう。

     

    atfchanger3

    写真に写っている黄色のやつがエンジンオイルのレベルゲージです。

    車両によって多少の差があるのですがおおよそ5~6Lくらい入ります。

     

    キャデラックエスカレードにお勧めのエンジンオイル

    お勧めはバルボリン(Valvoline)のマックスライフというオイルです。

    オイルシールの復活剤も入っていて、長距離を走っている車に最適なオイルです。

    管理人は愛するエスカレードの為にオイルフィルターはオイル交換のたびに交換しています!

     

  • メンテナンス部品 純正指定品番&数量の一覧

    メンテナンス部品 純正指定品番&数量の一覧

    エンジンオイル

    エスカレードのエンジンオイルの指定の粘度はSAE 5W-30です。

    必要量は6L程度。

    気温が38度~マイナス20度で使用する場合はこの粘度を使うようにオーナーズマニュアルに記載されています。

    GM指定のオイル品番はGM6094Mですがあまり売っているのを見かけないですし純正指定品にこだわる必要は無いかな?と思います。

    バルボリンのマックスライフをずっと使っていますが調子良いのでお勧めです。

     

    エスカレードのエンジンオイルとオイルフルターの交換方法についてはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。

    https://cadillac-escalade.net/post-950/

     

    エンジンオイルフィルター

    エスカレードのエンジンオイルフィルターは、

    GMパーツナンバー 88984215

    ACデルコ品番 PF46

    です。

    これは同じ年式のアバランチやCKピックアップ、サバーバンやタホなんかと共通です。

    他のメーカーからも出ていますがACデルコのもので¥1,000程度、

    他のメーカーのもので¥600程度なのでここはACデルコが良いかな?と管理人的には思います。

    エスカレードのエンジンオイルとオイルフルターの交換方法についてはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。

    https://cadillac-escalade.net/post-950/

     

    エアークリーナー/エアフィルター

    エスカレードのエアフィルターは、

    GMパーツナンバー 10368768

    ACデルコ品番 A3085C(旧A1518C)

    です。

     

    クーラント/ラジエター液

     

    エスカレードのクーラントはデキシクールが指定されています。

    クーラントの容量は15.7Lです。

    デキシクールは蒸留水(または水道水)で希釈して使います。

    使用する状況の気温によって希釈する割合が変わるのですが、

    43%(凍結温度-27度)~50%(凍結温度-37度)です。

    よほど寒いところでない限りは43%で大丈夫ですね。

    希釈43%で使用する場合のデキシクールの量は6.7Lです。

    スパークプラグ

    エスカレードのスパークプラグは、

    GMパーツナンバー 12571164

    ACデルコ品番 41-985

    です。

    必要本数はV8エンジンなので8本です。

     

    ブレーキフルード

    AC delco DOT-3 ブレーキフルード

     

    パワステフルード

    GMパーツナンバー 89021184

     

    オートマフルード

    デキシロン6指定

     

    デフオイル

    SAE75W-90

    GMパーツナンバー 12378261

     

    トランスファーオイル

    デキシロン3オートマフルード指定